夏ばて防止に鰻をどうぞ。 Byムーミンくん

さぁ、夏本番です。今日は、鰻の話をします。

 鰻(うなぎ)の食べ方に「ひつまぶし」というのがあります。(ヒマつぶしではありません)。
漢字では「櫃まぶし」と書きます。
 ひつまぶしとは、うなぎの蒲焼を1センチ幅ほどの短冊に刻んで、おひつの中に入れたご飯の上にまぶした名古屋の名物料理です。

 うな丼、うな重との決定的な違いは、その食べ方にあります。
お膳に付いてきた空のお茶碗に、おひつからうなぎご飯をよそいます。

1) 一杯目はそのまま
2) 二杯目は薬味を載せて
3) 三杯目はお茶漬けで  

いただきます。 このように、一度に三種類の食べ方が楽しめます。
うなぎの新しい旨さを発見できる「ひつまぶし」をぜひ一度お試し下さい。

1)まず一杯目
 おひつからお茶碗によそって、そのままいただきます。
 これだけなら普通のうな丼をちょっと食べやすくしただけですが・・・。

2)つづいて二杯目
 二杯目は薬味(わさび、のり、みつば等)を載せて食べます。
 蒲焼とわさびの組合せがオススメ。
 その相性の良さは新鮮な発見。わさびの爽やかさが味覚を刺激してくれます。

3)更に三杯目
 ひつまぶしならではの食べ方がこれ。
 お茶漬けサラサラ♪二杯目と同じようによそった上から、おもむろに特製だし汁をかけ、うな茶漬け風に 味わいます。
 うなぎに温かい汁なんか注いだら、生臭くなるのでは・・・?
 全然大丈夫!生臭さや泥臭さは全く感じません。
 さっぱりした味わいにハマってしまうかも。